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昼休みの電話当番というのは、本当に疲れるものである。
多くの会社は、お昼休憩は交代制になっているかと思われる。
一般的には、昼の12時~1時までは、通常はお昼休みの時間であろう。
ちなみに私自身は、11時30分から12時30分がお昼の休憩時間である。
ところが、困ったことに、その時間を狙ったように(あるいは狂ったように)電話してくるビジネスマンがいる。
しかも、その時間帯に掛かってくる電話に限って、きわめてくだらない電話であることが多いのだ。
できの悪い者ほど、相手の会社が「昼休みの時間である」ということすら、想定できないのであろうか。
それとも、昼休みに忙しげに電話し、仕事をしていること(あるいは仕事が忙しいということ)をアピールしているのであろうか。その場合、誰に?
今や、よくできるビジネスマンは、電子メールで用件をこなす。
電子メールだと、相手の都合のいい時間に読んでもらえ、しかも誤解がない。
一読してズバリと用件を伝達し、時間と費用が相互に節約できる。
デキの悪い人ほど、電話に頼ろうとする。
例えば、今日の電話はこうだ。
12時50分頃に掛かってきた電話だった。
「F社(大手パ●●ンのメーカー)のAと申します。Sさんいらっしゃいますか?」
私は、「Sはあいにく出張に出ておりますが」と答えると、
「そうですが。それは困りました。実は、昨日、私からSさんに電話すると約束していたところ、どうしても電話ができない出張が入りまして、電話できませんでした。用件は、Sさんと約束した、ある書類にハンコをついてもらう件、ハンコをついたかどうかだけを、どうしても確認したいのです。もし仮にまだなら、いつになるかを教えて欲しいのです。もう、3週間も前にお願いしており、今週中にハンコがもらえることになっていました。ですから、今日中にハンコをいただけないと困るのです。確認してもらえないでしょうか。」
そこで私が、
「Sは出張ですので、携帯に連絡してみます。そして、そちら様に連絡を入れるようにさせます。携帯は何番でしょうか?」
というと、Aさんは
「090-××××―××××です」という。
私はメモを取り、復唱した。
その後、Sの携帯に掛けるとSが出たので要件を伝えたところ、Sは、
「今会議中なんだが、その件は、事情があってハンコはまだだ。こちらから相手に掛ける。何番かな?」と聞いたので、先ほど聞いた携帯番号を伝えた。
ところが、その直後にSから電話が掛かってきて、
「今、Aの携帯に掛けたら、電源が入ってないか電波がとどかないとアナウンスが流れた。もし、相手からまた電話が掛かったら、掛けたけど出なかったと、言ってくれ」という。
明らかに逃げの体制だ。
私は当然、Aさんから「伝言しなかった」と疑われたくなくて、Aさんの携帯に掛けると
「私は、ずっと席にいましたけど。おかしいですね」という。
そこで私は
「では、Sが番号を掛け間違ったのかも知れないので、Sの携帯を教えましょうか。AさんからSに、直接掛けてもらえますか?ただし、もめ事は困りますよ。私がAさんにS個人の携帯番号を教えたとなると、Sに恨まれますので・・・」というと、
「それでは、はやりSさんから掛けなおしてもらってください」とAは言った。
そこで、しかたなく、Sの携帯にかけると、今度はSの携帯が留守電になっていた。
Sはさっき電話したときは会議中だと話していたし(会議中なのに、よく電話に出られたものだ)、今は、12時過ぎているので、まさにSも食事中であろう。
私は、しかたなく伝言メッセージに「もう一度言いますが、F社のAさんの携帯は、090-××××―××××です。すっと席にいたそうです。必ず掛けてください。」と念をおした。あ~あ、なんとむなしい伝言だ。
その後、どうなったか関与する気はない。
SもSだが、取引先のAもAである。
契約書のハンコが、いつ押せるかどうかなど、きわめて不確実なことである。
特に大きな会社は、平気で1週間も2週間も伸びる。
それを、あたかも確約したかのように思い込むA。そう思わせるような発言をしたS。
どちらも低レベルすぎる。
もっとしっかりしろ。
というわけで、
昼休みに掛かってくるくだらない電話は、ほんとうに困ったものである。